皮下脂肪型肥満の悩み

ご存知の通り、肥満で悩んでいる人は非常に多いようです。まさに肥満は現代病の代表的な存在でしょう。一般的基準では、標準体重よりも20%以上体重が上回ると肥満とされているようです。
もちろんBMI(ボディマス指数)だけで肥満の全ての状態を表現できるわけではありません。実感として確かめやすいのは、自分の指でお腹をつまみ、厚みがそれなりに危険信号ということかもしれません。
体脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪の2タイプがあります。これらは脂肪の種類としては同じものでも、脂肪のつく場所が異なるのです。
皮下脂肪は、尻や太もも、お腹など下半身につきやすく、30~40歳代の女性に多くなっています。この皮下脂肪がやっかいなのは一度ついてしまうと簡単には取れないことで、スタイルの悩みの大きな原因となっています。
遺伝子が原因の肥満は30%で、残りの70%は生活習慣が原因です。つまり、生活習慣の改善で、皮下脂肪を減少させられるわけで、努力次第ということです。
しかし、肥満になっている人の多くは運動が苦手でもあります。また、悪い姿勢も肥満の元となります。特に普段座って仕事をしている人は、ディスプレイなに集中するので、悪くなった自分の姿勢まで気がつかない可能性があります。
骨盤のゆがみは確実に新陳代謝を低下させ、肥満の原因になります。特に女性の骨盤のゆがみは、生理痛、腰痛を悪化させることもあり、ただちに改善したいものです。